先日4月3日に南予地区品評会が行われました。
この品評会は南予地区の業者による主催で、中予、南予地区の方ならだれでも出品することができます。
出来るだけ簡単に出来るように12部~50部までの袋審査のみの開催です。
入賞は、各部総合A賞(御三家、写り、A銀鱗)、B賞(光もの)、C賞(その他)と分けて設定してあり、
御三家ばかりが賞をとるのではない、みんなが同じレベルで楽しめる品評会を目指しています。
出品総数がなんと284匹。
出品料はどのサイズも一匹¥2,000と
手軽さがかえって受けるのか、とても盛り上がりました。
錦鯉みやたけの宮武宏氏による一人審査です。
一匹一匹丁寧に審査する姿にはとても感服します。
全体総合優勝は50部昭和でした。
川井観魚苑取扱いの新潟産だそうで、白地の抜けた綺麗な鯉です。
この大会ではここでも入賞プールを設けていません。
せっかくの入賞ですが、そのまま持ち帰れる手軽さがうりなので・・
当場は各部総合を7個獲得することができました。
隠れたブームになりつつある?、当場産の輝黒竜も15部B賞を獲得しました。
最後には空くじなしのくじ引きがあり、とても盛り上がりました。
これは広島の業者品評会に倣ったものですが、とても良いシステムです。
やはり優勝する人は決まっています。たくさんも出品もします。
そのような特定の人たちだけがいつも良い賞を取り、良い賞品を持って帰られます。
もちろんそれが当たり前の事なのですが、小さな品評会くらいはみんなにチャンスがあっても良いと思います。
初心者の方などは準優勝でもうれしいものです。
そしてすこしの出品でも豪華な賞品が当たるとなれば、そのような方が出品しても楽しめます。
たくさんの方が少しずつ出品され、いわゆる底辺の拡大になるのではないでしょうか。
そして搬入、搬出を業者任せで見に来るだけの人も、最後にあるクジをやはり楽しむのではないでしょうか。
全国の地区大会にも是非取り入れてもらいたいと思います。